風俗店の開業に必要なノウハウや資金を徹底解説!|風俗広告代理店【アドピン】
目次
風俗店を開業するにあたって、風営法や各業種の特徴、初期費用の理解など、さまざまな作業を進める必要があります。
今回は、風俗店を開業する際に知っておくべき基礎知識について解説します。
現在は風営法や条例等による厳しい規制の関係上、風俗店を開業するとなると、デリヘルをはじめとする「派遣型風俗店」に限られます。
自分で風俗店を開業する場合、事務所や待機所の契約・ホームページ製作・求人広告準備など準備することが非常に多く、競争の激しい業界ではあるものの、経営が軌道に乗ったときの見返りが大きいことが特徴です。
風俗店オーナーが風俗店を売却する主な理由は、後継者の不在や経営不振、お店の鞍替えなどさまざまです。
こういった風俗店を購入することで開業する、という方法もあります。
デリヘルの場合、購入に必要な費用は、約250万円〜500万円です。
『アドピン』では、店舗M&A情報を数多く掲載しておりますので、お気軽にお問い合わせください
デリヘルの営業については、風営法による営業時間の制限がないため、24時間営業が可能です。
ホテヘルは無店舗型に分類されますが、受付所は風営法上「実店舗」の扱いとなるため、店舗型と同じく営業時間の制限を受けます。
数ある風俗業種の中でもライトな業種のため、キャストが集まりやすく、主に20歳前後の女性が活躍しています。
風俗業種には該当しませんが、メンズエステを経営する風俗グループも存在します。開業にあたって風俗営業許可は不要です
新規物件に開業することはできないため、既存店舗を購入するか、閉店後に同じ場所で開業する方法に限られます。
FC(フランチャイズ)とは、事業を展開している「本部(フランチャイザー)」と加盟店(「フランチャイジー)が契約を結び、経営ノウハウ・商標・商品の提供、サービスの販売権等を得られる代わりに、毎月決められた加盟金やロイヤリティを支払うビジネス構造のことです。
FCは本部から適切なサポートを受けて風俗店開業・店舗運営ができるため、風俗業界未経験でも安心して始められることが大きなメリットです。
研修を通してキャスト募集のポイントや風俗開業を成功に導くノウハウを身につけたり、資金援助などさまざまなサポートを受けられるようになります。 FCを利用することで、既に確立したブランド力がある状態で経営できることは大きな強みと言えるでしょう。
例として都内の都市別に、風俗事情を見ていきましょう。
【池袋】
池袋は国内屈指の繁華街・風俗の激戦区であり、デリヘルやホテヘル、ピンサロ、オナクラといった幅広い風俗業種が点在しています。
ラブホテルが多いため、派遣型風俗が盛んです。
【新宿】
新宿は店舗型・派遣型を問わず業種が豊富なエリアです。
日本三大歓楽街の「歌舞伎町」では、さまざまな価格帯・豊富なジャンルの風俗店が営業しています。
【渋谷】
渋谷はデリヘル、ホテヘルの派遣型風俗が圧倒的に多く、ジャンルも多岐に渡ります。
若いキャストが多いことが特徴です。 道玄坂・円山町にはラブホテルが集中しています。
【五反田】
五反田はデリヘルやホテヘルの店舗数が多く、ソープなど多種多様な風俗店で賑わっているエリアです。
五反田は「SMの聖地」として有名で、マニアックなSMプレイを楽しめるお店からソフトなお店まで揃っています。
【上野】
人妻の街として知られる上野にはデリヘルの店舗が多く、ジャンルも豊富です。
上野駅や御徒町周辺には、ラブホテルと、デリヘル利用が可能なビジネスホテル・レンタルルームが集中しています。
【吉原】
吉原は日本最大のソープ街で、台東区千束3丁目・4丁目のエリア全体を指します。 吉原にはソープ店しか存在しておらず、格安店から高級店までさまざまなジャンルのソープ店が立ち並んでいます。
【錦糸町】
錦糸町はデリヘルやホテヘルなど派遣型風俗がメインです。 錦糸町駅南口には首都圏有数のラブホテル街が広がっています。
特にデリヘルは最も開業しやすい風俗業種であるため、その分売上や集客を争う競合が多いのです。
風俗店を開業する際、エリアを決めることはとても重要になります。
・競合が多いエリアは避けて開業する
・ホテルが密集し、競合が多い都市は、裏を返せば既に高い需要が存在するため、あえてそこを選んで開業する
エリア決めから戦略が大きく異なるため、慎重に選択することが重要です。
例えば、「人妻風俗店」を開業するとしましょう。
上野は人妻店が多いエリアであるため、そのイメージに合わせてエリアを「上野にする」という選択肢もあれば、20代の若い世代が多く「競合が少ない渋谷をあえて選ぶ」という選択肢もあるかもしれません。
特にデリヘルは多種多様なジャンルで溢れているため、風俗店のコンセプトがエリアの特性に合っているかという点は大きなポイントになってきます。
競合店が多く、ジャンルのイメージが強いエリアの場合は、そのエリアの競合店のサービスや価格帯、キャストのレベル、評判をリサーチしておくことも必要になります。
1号営業【ソープランド】
2号営業【個室型ファッションヘルス】
3号営業【個室ビデオ店、のぞき部屋、ストリップ劇場】
4号営業【ラブホテル、レンタルルーム、モーテル】
5号営業【アダルトグッズショップ】
6号営業【出会い喫茶】
無店舗型性風俗特殊営業
無店舗型性風俗特殊営業は、許可制の風俗営業と異なり、「届出制」です。
事務所を管轄する警察署に無店舗型性風俗特殊営業営業開始届出を行う必要があり、届出の10日後から営業を始めることができます。
1号営業【デリヘル】
2号営業【アダルトビデオ等通信販売】
①無店舗型性風俗特殊営業届出書
②営業の方法を記載した書類
③住民票
④免許証・パスポート等(コピー)
⑤事務所の賃貸借契約書
⑥事務所の平面図
⑦住民票
⑧待機所の賃貸借契約所及び使用承諾書(待機所を設ける場合)
⑨事務所の周辺地図
都道府県ごとに要求される書類の種類や様式が異なる場合があるため、事前に警察署に確認しておく必要があります。
しかし、政策的な理由により、デリヘルやソープランド、ラブホテル、など性風俗特殊営業の許可が必要な業種は、日本政策金融公庫や銀行から融資を受けることはできません。
融資の条件を満たさなければ、事業の種類や内容によっては融資・保証を受けることは難しいと考えておきましょう。
事務所として選ぶ物件は事業用の「風俗承諾物件」である必要がありますが、物件数は少ないことが現状です。
自力で探すのは難しい場合が多いため、風俗許可物件を専門に扱っている不動産業者を利用したり、物件を保有している知人に相談することをおすすめします。
都内では敷金礼金を別とした事務所の家賃としては、20万円程度が相場です。
待機所と事務所が同じというお店もありますが、基本的に物件の探し方は事務所と同様です。
待機中も女性が快適に過ごせるよう、駅から物件までの距離や間取り、設備なども重要になります。
待機所はキャストのプライバシー保護のためにも、住所は明かさないようにします。
お店のジャンルやコンセプトに合ったキャストを募集し、一定数の人材を確保することが重要になってきます。
「人妻系」であれば、30代〜40代の女性を応募するなど、求人内容を具体的に記載しましょう。
売上を大きく伸ばすためにも、キャストの数と質は重要になるため、お店のコンセプトに合った女性を募集しましょう。
開店前から広告を出すことが一般的です。
応募数を増やすためにも、より多くの女性が利用している求人サイトを選びましょう。
スカウト会社に依頼するとコンセプトに合ったキャストを紹介してもらえるため、人数的には最も頼りになります。
ただし、スカウトへのマージンを払い続けることになるため注意が必要です。
仕事内容の流れをはじめ、お店を利用していただくお客様に失礼がないように、最低限のマナーなどを教育する必要があります。
ただし、厳しくすると辞めてしまうキャストは多いため、報酬を適切に伝えつつ親切に接することが大切です。
広告掲載やホームページでの求人募集、知人の紹介などで募集を行います。
接客、キャストの管理、備品の管理、サイトの更新、代理店対応などが主な仕事です。
良い人材を確保するためにも、店舗スタッフの確保は開業前から進めましょう。
「普通自動車運転免許」は必須資格として、
・車を所持していること
・安全運転ができる
・時間通りに女性を送迎すること
・女性を不快にさせないこと
など、採用基準を明確に決めておくと良いでしょう。
・デスク
・パソコン
・ネット環境
・受付専用回線電話
・プレイで使用する道具
・業務用ローション
・ボディーソープ
・石鹸
・清掃グッズ
お店やコンセプト等に合わせて、ほかにも多数の備品が必要になります。
開業する際、風俗業務用品の業者と契約したり、卸販売サイトを利用することでコストを抑えることができます。
仕事に必要な道具だけでなく、充電器やウォーターサーバーなど女性が快適に過ごすためのアイテムも用意すると喜ばれます。
オフィシャルは的確なタイミングですばやく更新できる上に、検索からの入り口は複数ある方が集客につながるため、媒体だけでなくオフィシャルサイトは必要です。
簡易的なサイトであれば自作が可能ですが、デザインにこだわって作り込んだサイト・更新が便利なサイトにしたい場合は予算に合わせて制作会社に依頼しましょう。
サービス内容・キャスト情報・出勤情報・料金システム・コンセプトなど必要なコンテンツを作成します。
お店のジャンルに合わせて広告を選び、予算に合わせて定期的にプランを変更していきましょう。
「未経験からでも始められる」「好待遇で高収入を稼げる」などこの店で働くメリットを具体的に伝えることがポイントです。
特に24時間営業のデリヘルの場合、内勤スタッフや送迎ドライバーなど多数の従業員の確保が必要です。
デリヘル経営者の場合、月収50万円~ということが多く、中には月収100万円稼げる場合もあります。
競合が少なく、顧客ニーズが高いコンセプトを確立すれば、収入を上げることができるでしょう。
風俗業界は他の業界と比べても利益率が非常に高いため、開業前に入念な下調べを行い、正しい業界知識と経営ノウハウを身につければ大きな収入を得ることができます。
1店舗分の売り上げよりも、2店舗・3店舗分の売り上げを合わせることでより多くの収益拡大が期待できます。
素人店と人妻店を出店すれば、年齢的が上がっていってもキャストが長く働くことができます。
グループ店を出店する際は、お店を問題なく任せられるスタッフ育成も必須となります。
開業した風俗店の経営が軌道に乗れば、年収1000万円を超えるケースは珍しくありません。
そのためには、経営ノウハウを身につけ、日々変化する顧客のニーズやトレンドに対応していくことが大切です。
風俗店の開業・風俗広告媒体をお探しの方は、『アドピン』が力になりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
今回は、風俗店を開業する際に知っておくべき基礎知識について解説します。
2パターンの風俗店の開業方法
自分で風俗店を開業する
既存の店舗の活用ではなく、自分で一から開業する方法です。現在は風営法や条例等による厳しい規制の関係上、風俗店を開業するとなると、デリヘルをはじめとする「派遣型風俗店」に限られます。
自分で風俗店を開業する場合、事務所や待機所の契約・ホームページ製作・求人広告準備など準備することが非常に多く、競争の激しい業界ではあるものの、経営が軌道に乗ったときの見返りが大きいことが特徴です。
風俗店を購入する
既存の風俗店経営者が、対象店舗や事業を譲渡するために売りに出すことがあります。風俗店オーナーが風俗店を売却する主な理由は、後継者の不在や経営不振、お店の鞍替えなどさまざまです。
こういった風俗店を購入することで開業する、という方法もあります。
デリヘルの場合、購入に必要な費用は、約250万円〜500万円です。
『アドピン』では、店舗M&A情報を数多く掲載しておりますので、お気軽にお問い合わせください
開業する風俗店のジャンルを決める
デリヘル
デリヘル(デリバリーヘルス)は、実店舗を持たない無店舗型風俗です。デリヘルの営業については、風営法による営業時間の制限がないため、24時間営業が可能です。
ホテヘル
ホテヘル(ホテルヘルス)は、受付所という実店舗があり、ラブホテルへ移動してからサービスが提供されます。ホテヘルは無店舗型に分類されますが、受付所は風営法上「実店舗」の扱いとなるため、店舗型と同じく営業時間の制限を受けます。
オナクラ
オナクラは、受付所がない無店舗型風俗でホテルへ移動してサービスが提供されます。数ある風俗業種の中でもライトな業種のため、キャストが集まりやすく、主に20歳前後の女性が活躍しています。
メンズエステ
メンズエステは「派遣型」や「マンション型」があり、リラクゼーションを提供する業種です。風俗業種には該当しませんが、メンズエステを経営する風俗グループも存在します。開業にあたって風俗営業許可は不要です
ファッションヘルス
ソープファッションヘルス・ソープ(ソープランド)は、実店舗を持つ店舗型風俗です。新規物件に開業することはできないため、既存店舗を購入するか、閉店後に同じ場所で開業する方法に限られます。
FCでの風俗店開業とは?
風俗店開業では、「FC(フランチャイズ)」という方法もあります。FC(フランチャイズ)とは、事業を展開している「本部(フランチャイザー)」と加盟店(「フランチャイジー)が契約を結び、経営ノウハウ・商標・商品の提供、サービスの販売権等を得られる代わりに、毎月決められた加盟金やロイヤリティを支払うビジネス構造のことです。
FCは本部から適切なサポートを受けて風俗店開業・店舗運営ができるため、風俗業界未経験でも安心して始められることが大きなメリットです。
研修を通してキャスト募集のポイントや風俗開業を成功に導くノウハウを身につけたり、資金援助などさまざまなサポートを受けられるようになります。 FCを利用することで、既に確立したブランド力がある状態で経営できることは大きな強みと言えるでしょう。
開業するエリアを決める
都内の都市別風俗事情
風俗店を開業する前に、エリアについてリサーチすることも重要になります。例として都内の都市別に、風俗事情を見ていきましょう。
【池袋】
池袋は国内屈指の繁華街・風俗の激戦区であり、デリヘルやホテヘル、ピンサロ、オナクラといった幅広い風俗業種が点在しています。
ラブホテルが多いため、派遣型風俗が盛んです。
【新宿】
新宿は店舗型・派遣型を問わず業種が豊富なエリアです。
日本三大歓楽街の「歌舞伎町」では、さまざまな価格帯・豊富なジャンルの風俗店が営業しています。
【渋谷】
渋谷はデリヘル、ホテヘルの派遣型風俗が圧倒的に多く、ジャンルも多岐に渡ります。
若いキャストが多いことが特徴です。 道玄坂・円山町にはラブホテルが集中しています。
【五反田】
五反田はデリヘルやホテヘルの店舗数が多く、ソープなど多種多様な風俗店で賑わっているエリアです。
五反田は「SMの聖地」として有名で、マニアックなSMプレイを楽しめるお店からソフトなお店まで揃っています。
【上野】
人妻の街として知られる上野にはデリヘルの店舗が多く、ジャンルも豊富です。
上野駅や御徒町周辺には、ラブホテルと、デリヘル利用が可能なビジネスホテル・レンタルルームが集中しています。
【吉原】
吉原は日本最大のソープ街で、台東区千束3丁目・4丁目のエリア全体を指します。 吉原にはソープ店しか存在しておらず、格安店から高級店までさまざまなジャンルのソープ店が立ち並んでいます。
【錦糸町】
錦糸町はデリヘルやホテヘルなど派遣型風俗がメインです。 錦糸町駅南口には首都圏有数のラブホテル街が広がっています。
ホテルがある都市は競合が多い
風俗店の競合が多い都市は、いずれも「ホテル」が多いという特徴があります。特にデリヘルは最も開業しやすい風俗業種であるため、その分売上や集客を争う競合が多いのです。
風俗店を開業する際、エリアを決めることはとても重要になります。
・競合が多いエリアは避けて開業する
・ホテルが密集し、競合が多い都市は、裏を返せば既に高い需要が存在するため、あえてそこを選んで開業する
エリア決めから戦略が大きく異なるため、慎重に選択することが重要です。
店のコンセプトを考えてエリアを決める
風俗店を開業するにあたり、「コンセプト」と「エリア」を決めることはとても重要です。例えば、「人妻風俗店」を開業するとしましょう。
上野は人妻店が多いエリアであるため、そのイメージに合わせてエリアを「上野にする」という選択肢もあれば、20代の若い世代が多く「競合が少ない渋谷をあえて選ぶ」という選択肢もあるかもしれません。
特にデリヘルは多種多様なジャンルで溢れているため、風俗店のコンセプトがエリアの特性に合っているかという点は大きなポイントになってきます。
競合店が多く、ジャンルのイメージが強いエリアの場合は、そのエリアの競合店のサービスや価格帯、キャストのレベル、評判をリサーチしておくことも必要になります。
届け出の提出
風俗店の営業は公安委員会の許可制
風俗店の営業は公安委員会の許可制となっています。 風俗店を開業するには、風俗営業の種別に応じて管轄する都道府県公安委員会の許可が必要になります。 営業形態によって取得する許可は異なるため、自分のお店に必要な許可はどういったものなのか確認してから開業準備を進める必要があります。営業形態
店舗型性風俗特殊営業 風営法第2条第6項の第1号から第6号において6つの営業形態が定義されています。1号営業【ソープランド】
2号営業【個室型ファッションヘルス】
3号営業【個室ビデオ店、のぞき部屋、ストリップ劇場】
4号営業【ラブホテル、レンタルルーム、モーテル】
5号営業【アダルトグッズショップ】
6号営業【出会い喫茶】
無店舗型性風俗特殊営業
無店舗型性風俗特殊営業は、許可制の風俗営業と異なり、「届出制」です。
事務所を管轄する警察署に無店舗型性風俗特殊営業営業開始届出を行う必要があり、届出の10日後から営業を始めることができます。
1号営業【デリヘル】
2号営業【アダルトビデオ等通信販売】
届け出に必要な書類
デリヘルを開業する際、事務所の所在地を管轄する警察署に提出する書類は、以下のとおりです。①無店舗型性風俗特殊営業届出書
②営業の方法を記載した書類
③住民票
④免許証・パスポート等(コピー)
⑤事務所の賃貸借契約書
⑥事務所の平面図
⑦住民票
⑧待機所の賃貸借契約所及び使用承諾書(待機所を設ける場合)
⑨事務所の周辺地図
都道府県ごとに要求される書類の種類や様式が異なる場合があるため、事前に警察署に確認しておく必要があります。
開業資金と運転資金
開業資金
風俗店の規模や運営方針によってかかる費用は異なりますが、開業前の初期費用の目安として300万円程度は必要になります。 開業までに確実に消費してしまうため、 開業資金はできるだけ多く準備することをおすすめします。運転資金
風俗営業には、開業資金だけでなく、運転資金として50万〜300万円程度準備する必要があります。 エリアの競合性やお店のコンセプト、キャストのレベル等によって差はあるものの、開業したからといってすぐに損益分岐点を超えられるようなケースはほとんどありません。 資金に余裕がある状態を保つことで、安心して経営を続けることにつながるため、別途確保していくことも必要です。風俗業は資金を借りられない?
通常の中小企業は、ほとんどの場合日本政策金融公庫から融資を受けることができます。しかし、政策的な理由により、デリヘルやソープランド、ラブホテル、など性風俗特殊営業の許可が必要な業種は、日本政策金融公庫や銀行から融資を受けることはできません。
融資の条件を満たさなければ、事業の種類や内容によっては融資・保証を受けることは難しいと考えておきましょう。
事務所を借りる
事務所
デリヘルを開業する際は、雑居ビルの一角を借りることが一般的です。事務所として選ぶ物件は事業用の「風俗承諾物件」である必要がありますが、物件数は少ないことが現状です。
自力で探すのは難しい場合が多いため、風俗許可物件を専門に扱っている不動産業者を利用したり、物件を保有している知人に相談することをおすすめします。
都内では敷金礼金を別とした事務所の家賃としては、20万円程度が相場です。
待機所
デリヘルなどの待機所は、一日に何人もの女性が常に出入りすることで近隣トラブルのリスクがあることから、必ずしも貸してもらえる訳ではありません。待機所と事務所が同じというお店もありますが、基本的に物件の探し方は事務所と同様です。
待機中も女性が快適に過ごせるよう、駅から物件までの距離や間取り、設備なども重要になります。
待機所はキャストのプライバシー保護のためにも、住所は明かさないようにします。
キャストの募集
ジャンルやコンセプトに合ったキャストを集める
風俗店を開業するには、当然キャストとして働く女性を集める必要があります。お店のジャンルやコンセプトに合ったキャストを募集し、一定数の人材を確保することが重要になってきます。
「人妻系」であれば、30代〜40代の女性を応募するなど、求人内容を具体的に記載しましょう。
求人サイトに広告を出す
キャストを募集するには、求人サイトに広告を出します。売上を大きく伸ばすためにも、キャストの数と質は重要になるため、お店のコンセプトに合った女性を募集しましょう。
開店前から広告を出すことが一般的です。
応募数を増やすためにも、より多くの女性が利用している求人サイトを選びましょう。
スカウトからの紹介
キャストを募集する方法として、スカウト会社に依頼するという選択肢もあります。スカウト会社に依頼するとコンセプトに合ったキャストを紹介してもらえるため、人数的には最も頼りになります。
ただし、スカウトへのマージンを払い続けることになるため注意が必要です。
キャストへの教育と対応
キャストを確保したら、最も重要となるのはキャストの教育です。仕事内容の流れをはじめ、お店を利用していただくお客様に失礼がないように、最低限のマナーなどを教育する必要があります。
ただし、厳しくすると辞めてしまうキャストは多いため、報酬を適切に伝えつつ親切に接することが大切です。
スタッフの募集
店舗スタッフ
風俗店を経営していくには、店舗スタッフの存在は欠かせません。広告掲載やホームページでの求人募集、知人の紹介などで募集を行います。
接客、キャストの管理、備品の管理、サイトの更新、代理店対応などが主な仕事です。
良い人材を確保するためにも、店舗スタッフの確保は開業前から進めましょう。
ドライバーの確保
デリヘルを開業する場合、キャストの送迎を行うため、ドライバーの確保が必須です。「普通自動車運転免許」は必須資格として、
・車を所持していること
・安全運転ができる
・時間通りに女性を送迎すること
・女性を不快にさせないこと
など、採用基準を明確に決めておくと良いでしょう。
管理ツール
"風俗顧客管理を行うため、管理ツールも必要です。 顧客管理や予約管理、キャスト管理の風俗用ツールがあるため、業務を効率化するために利用しましょう。備品の確保
店舗の運営に必要な備品
風俗店を運営するには、さまざまな備品が必要になります。・デスク
・パソコン
・ネット環境
・受付専用回線電話
・プレイで使用する道具
・業務用ローション
・ボディーソープ
・石鹸
・清掃グッズ
お店やコンセプト等に合わせて、ほかにも多数の備品が必要になります。
開業する際、風俗業務用品の業者と契約したり、卸販売サイトを利用することでコストを抑えることができます。
仕事に必要な道具だけでなく、充電器やウォーターサーバーなど女性が快適に過ごすためのアイテムも用意すると喜ばれます。
オフィシャルサイトの作成
オフィシャルサイトは必要
オフィシャルサイトは各媒体で代替できますが、稀にサーバーダウンなどによって媒体が見られなくなるケースがあり、お店を運営する中でやりたいことが増えても機能の制限の中で行わなければなりません。オフィシャルは的確なタイミングですばやく更新できる上に、検索からの入り口は複数ある方が集客につながるため、媒体だけでなくオフィシャルサイトは必要です。
サイトの制作
オフィシャルサイトの制作は、自作または制作会社に依頼する2パターンがあります。簡易的なサイトであれば自作が可能ですが、デザインにこだわって作り込んだサイト・更新が便利なサイトにしたい場合は予算に合わせて制作会社に依頼しましょう。
サービス内容・キャスト情報・出勤情報・料金システム・コンセプトなど必要なコンテンツを作成します。
広告の出稿
営業広告
風俗店を開業する際は、ターゲット層を明確にし、営業広告を広めに出すことが重要です。お店のジャンルに合わせて広告を選び、予算に合わせて定期的にプランを変更していきましょう。
求人広告
求人広告は、風俗店で働きたいと考えている女性を募集するため広告です。「未経験からでも始められる」「好待遇で高収入を稼げる」などこの店で働くメリットを具体的に伝えることがポイントです。
従業員求人広告
従業員求人広告は、お店で一緒に働く従業員を募集するために欠かせません。 複数の従業員がいないと顧客からの問い合わせや要望に迅速に対応することができず、顧客満足度を下げてしまう要因になります。特に24時間営業のデリヘルの場合、内勤スタッフや送迎ドライバーなど多数の従業員の確保が必要です。
風俗店の経営でどれだけ稼げるのか
店舗のジャンルによって異なる
風俗店経営でどれだけ稼げるかは、業種や店舗のジャンルなどによって異なります。デリヘル経営者の場合、月収50万円~ということが多く、中には月収100万円稼げる場合もあります。
競合が少なく、顧客ニーズが高いコンセプトを確立すれば、収入を上げることができるでしょう。
風俗業界は他の業界と比べても利益率が非常に高いため、開業前に入念な下調べを行い、正しい業界知識と経営ノウハウを身につければ大きな収入を得ることができます。
グループ店を出店
風俗店は、エリアごとにグループ店を出店すれば出世の幅が広がります。1店舗分の売り上げよりも、2店舗・3店舗分の売り上げを合わせることでより多くの収益拡大が期待できます。
素人店と人妻店を出店すれば、年齢的が上がっていってもキャストが長く働くことができます。
グループ店を出店する際は、お店を問題なく任せられるスタッフ育成も必須となります。
まとめ
今回は、風俗店を開業する際に知っておくべき基礎知識について解説しました。開業した風俗店の経営が軌道に乗れば、年収1000万円を超えるケースは珍しくありません。
そのためには、経営ノウハウを身につけ、日々変化する顧客のニーズやトレンドに対応していくことが大切です。
風俗店の開業・風俗広告媒体をお探しの方は、『アドピン』が力になりますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ。